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13 12月, 2017

【福田典子アナ】テレビ東京女性アナウンサーカレンダー2018発売!【撮影オフショット☆】 #女子アナ #followme #女子アナウンサー

Posted in : 女子アナ情報 on by : joshianakun

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「うつ病の夫は長男の誕生も喜ばなかった」大学の同級生と結婚したが……

『わが子に会えない』(PHP研究所)で、離婚や別居により子どもと離れ、会えなくなってしまった男性の声を集めた西牟田靖が、その女性側の声――夫と別居して子どもと暮らす女性の声を聞くシリーズ。彼女たちは、なぜ別れを選んだのか? どんな暮らしを送り、どうやって子どもを育てているのか? 別れた夫に、子どもを会わせているのか? それとも会わせていないのか――?

第11回 大杉千秋さん(仮名・41歳)の話 (心を病んでしまった夫・前編)

「子どもは3人います。15歳の長男、8歳の次男、そして4歳の三男です。だんご三兄弟みたいに、いつも身を寄せ合っています」

 大杉千秋さん、41歳。テレビ局勤務の女性だ。2度の結婚を経て、いま、2度目の離婚をしようとしている。お子さんたちの話をするうれしそうな表情からは想像しにくい大変な過去が、彼女にはあった――。

■同級生の夫とは誕生日が1日違いで「これは運命だね!」

――出会いからお話ししてくれますか?

 私は六大学の1つに通っていました。夫となるAとは同級生。普段は、のほほんとして呑気な雰囲気なのに、壇上に上がって芸をして、みんなを笑わせる。そんな目立つ学生でした。一方、私は結構地味でマイペースで、彼とは対照的なタイプです。私にとって彼は、自分にないものを持っている天才。手が届かない存在――そんな憧れに近い思いがありました。

――話をするきっかけは、あったんですか?

 あるときキャンパスで「○○テレビに受かった千秋さんでしょ」って声をかけられて、それ以来、話すようになりました。

――まだ友達の1人という感じですね。何か接近するきっかけは?

 卒業パーティーで、再び彼に声をかけられました。「千秋ちゃん、誕生日いつ?」「○月×日」「びっくり。1日違いだよ。これは運命だね! じゃあ、来年誕生日に、どこかで会って乾杯をしようよ!」半信半疑だったんですが、約束しました。

――実際に再会されたんですよね?

 大学を卒業した次の年の誕生日、彼は約束の場所に、ワインとホールケーキを持って現れました。社会人になって1年目の、緊張の多い日々の中に訪れた、とてつもなく楽しい時間でした。彼の発した冗談からの再会でしたので、次に会う約束などしない方が、素敵な感じがしました。縁があったら、また会えるかもね、という……。なので、それきりしばらく会うこともありませんでした。

――それから、どのように結婚に至ったのですか?

 当時、彼は激務で知られた建築事務所で働いていました。そこには私の友人もおり、彼女が私に電話をしてきたのです。「A、今どこにいるか知らない? みんな○○に電話しているんだけど、全然出ない」って言うんです。ところが私が試しにかけたら、彼があっさり電話に出ました。そして、過労でうつになり、家にこもっているということがわかりました。
「あまりそういうのよくないと思うから、出てきなよ」「うん……」。待ち合わせをし、船に乗せました。ただ船に乗っているだけだったんですが、うつ状態にはちょうどよかったようで、静かに喜んでいました。その後も、リハビリのつもりで誘い、本当にたまに会っていました。

――大学時代の雰囲気は残っていたんですか?

 その頃の彼に昔の陽気な雰囲気はなく、ほとんど廃人でした。でも、やっぱり面白い部分は残っていたので、楽しかったです。

――どうやって、彼とお付き合いを始めたんですか?

 何度か会っていて、数カ月たった頃に、彼に言いました。「私はAのことが好きだけど。もし付き合う気がないんだったら、もう二度と会わないわ。今日が最後ね」って。すると彼は、「え! じゃ、付き合おう!」と答えたんです。彼からしてみれば、そのときの私は、唯一会える、癒やされる相手だった。なのに、突然「会えない」って言われたら、「うそっ!」ってなりますよね。そんなつもりはなかったけど、今思えば脅しみたいですよね(笑)。

――どんなお付き合いだったんでしょうか?

 彼の方がどんどん私を頼るようになってきて、気がつくと、母と子みたいな関係になっていました。私自身の自己肯定感が低いせいもあると思うのですが、「おいしいもの食べさせてあげたい」とか「どこかに連れて行ってあげたい」とか「喜ばせたい」とか、すごく頑張っちゃって。すると、さらに彼から、どんどん頼られていきました。

 その頃、彼は会社を辞めて、フリーになっていました。関東の実家に暮らして、うつ病の治療を受けながら、少しだけ仕事を受けているという状態です。収入はわずかしかなかったので、デートといっても、大衆的な食堂でご飯を食べたり、公園でバドミントンをしたりと、素朴な感じでしたが、楽しかった。私自身、ぜいたくが好きじゃないので、それが性に合ってたんでしょうね。

――結婚はいつ?

 すごく結婚したかったんです。子どもも、すごく欲しかった。「結婚するんだったら、私は2人姉妹なので、子どもは絶対2人欲しいな」と言っていました。彼は、「じゃあ、かなえるよ。結婚しよう!」って言ってくれました。だけど彼自身、結婚したり、子どもを持ったりすることに積極的だったかというと、わかりません。

 クリスマスの日でした。彼の方から「結婚しようか?」「しようしよう♪」ってノリで、1週間後の元日に籍を入れちゃったんです。両親は双方とも喜んでくれ、同居が始まりました。

――うつ病になった彼との結婚生活は?

 うつだとすごく疲れやすいので、重い荷物は全部私が持つようにしたり、どこか行くにも休めるルートを考えたり。マッサージをしたり、料理をしたり、彼を笑わせようと、サプライズを仕込んだりしていました。とにかく彼に、心にも体にも良い生活をさせれば、病気はいつか治ると信じていたのです。

――千秋さん自身は、会社に出勤していたんですよね?

 はい。だけど出勤するとき、「寂しいから行かないでほしい」って、よく懇願されました。1人になることを、とても嫌がっていたのです。心配でしたよ。だけど、それでも出勤しないわけにはいきません。後ろ髪を引かれながら、仕事に出かけて、帰宅すると、真っ暗な家の中でずっと待ってるってことがしばしばでした。

――家事はしてくれたんですか?

 疲れやすいので、あまりできなかったですが、ただ、買い物とかは気持ちよくやってくれてました。「役に立つことならやりたい」と言ってくれて。

――お子さんは、いつ生まれたんですか?

 結婚して1年半後に、長男が誕生しました。そのとき彼はうつ真っ盛りで、生まれても喜びを表すとかはなかったです。むしろ、子どもが生まれたことがプレッシャーになって、うつがひどくなっていた印象です。それで長男が生まれて間もない頃、夫が長男を抱っこして、「自宅の屋上に日光浴させに行く」と言ったことが何度かありました。その時、夫が長男を投げてしまわないか、内心真っ青でした。

――屋上まで、ついていったんですか?

 「ついていく」とか言うと、傷つけちゃうかもしれない。だから、言えなかった。「お願いだから投げないで」と、祈るような気持ちで待っていました。

(後編につづく)

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